インサート成形のことなら

インサート成形なら有限会社吉井電子工業

当社は「インサート成形」の専門企業として、
創業より培った技術により金属の他に
巻線コイル、磁石、レンズ、フィルター等の様々な部品を
インサート成形加工し、製品実現してきました。

樹脂　＋　α　の組立を金型内で完結する加工方法

ここで「樹脂」はプラスチックのことを指し、「α」は金属・磁石/マグネット・樹脂・フィルター/網・レンズ・巻線コイル・その他の部品等、プラスチックに組み込む部材を指します。
部材を金型にセットし、そこへ溶融した樹脂を注入する事でセットされた部材と一体化(組立)する事が可能な製造方法になります。

インサート成形される部材には、様々な材料が用いられます。プラスチックと金属などの異種材料を一体化できるため、強度や耐久性、機能性を向上させた成形品を作ることができます。また、組立工数の削減や位置精度の向上にも効果的です。そのため、様々な分野で広く用いられています。

具体的な例としては、次のようなものが挙げられます。

• 自動車部品：コネクタ、スイッチ、ヘッドライト、エアバッグ、ブレーキパーツ
• 家電製品：電源プラグ、スイッチ、スピーカー、ファン
• 電気機器：パソコン、スマートフォン、テレビ、家電製品
• 産業機械：工具、ロボット、工作機械
• 医療機器：人工関節、医療器具、医療用プラスチック

• 強度や耐久性の向上

インサート部品は、金属やセラミックなどの硬い材料で作られることが多いため、樹脂と一体化することで、強度や耐久性が向上します。そのため、自動車部品や家電部品など、耐久性や強度が求められる製品の製造に用いられます。

• 組立工程の削減

インサート部品と樹脂は、一体化状態で成形されるため、後工程での組み立て工程が不要となります。これにより、製造コストや工程の簡略化が図られます。

• コストの削減

組み立て工程が不要になるため、製造コストの削減が図られます。また、インサート部品を一体化することで、部品点数が減少し、物流コストの削減にもつながります。

• 外観面の向上

インサート部品は、樹脂で覆われるため、外観面の向上が図られます。また、インサート部品に金属やガラスなどの高級感のある材料を使用することで、製品の価値を高めることもできます。

• 封止性の向上

インサート部品と樹脂は、一体化することで、封止性が向上します。その為、外部環境からの保護する事が可能となります。

• 複数の要素技術が必要

取扱う部材の技術、樹脂の技術、加工技術等の複数の要素技術が必要となります。

• 生産設備が専用

生産に伴う製造設備はインサート成形専用の設備となります。

• 生産タクトタイムが長い

樹脂加工タイムの他にインサート部材のセットが生産タクトタイムとなります。